2015年
2014年
1964年10月26日 新宿生まれ、中野育ち。
名前:野村義男 性別:男 血液型:24時間自由型 担当:ギター
ブラウン管デビュー:1979年10月26日 TBS「3年B組 金八先生」
レコード・デビュー:1983年6月1日「待たせてSorry」
姉からの誘いで、11歳でギターを弾き始める。
そんな男が本日、2014年10月26日 50歳のバースデーを迎えました。
半世紀。50年。
小さい時の50歳のイメージは「すっごく大人で、おじさん」
実際の自分の50歳は「まだまだ子供で、ガキんちょ」
そんな男が、50歳の誕生日にライブなんぞをしてしまいました。
「品川ステラボール」
マネージャーが「会場は押さえましたが、どうします?やります?やめます?」
ここで、ヤメるのは簡単な事なのですが、何故か逃げたくなくて「やります。」
でも、何も決めてない。さぁ、何をやろう?どうしよう?
今やってるバンドを順番に出してライブ?いや、それがやりたかった事?ちょっと自分のテンションが違う感じ・・・。
じゃぁ、どうしよう?
それぞれのゲストが2~3曲とかじゃなくて、みんなでステージに居たい。全部の曲を、音を、一緒に演奏したい。
過去のバンド、現在のバンド・・・各パートのミュージシャンに連絡をしたら「参加するに決まってるだろぉ~」
あっと言う間に、どんどんメンバーが膨れました。「愛」に溢れる日々が始まった~。
すっごく簡単ですが、愛すべき今回のライブの参加メンバーを紹介したいと思います。
宮脇”JOE”知史(dr.)、ロジャー高橋(dr.)、五十嵐公太(dr.)、渡辺英樹(b.vo.)、力石理江(key.)、浅倉大介(key.)、三浦拓也(g.)、宮原学(g.vo.)、
田村"SHO-TA"直美(vo.)、出口雅之(vo.)、寺田恵子(vo.)、世良公則(vo.)、竹中”Char”尚人(g.vo.)
と言った、それぞれがソロでのライブが当たり前の面々が、時にプレイヤー、時にメイン、になり、参加してくれました。
ヤバい。本当に僕は幸せ者です。
ギター弾いてて良かった。音楽をしてて良かった。友達を大切にしてて良かった。
「音楽」の世界を選んで、本当に良かった。
絶対に誰もやらない事。いや、出来ない事をしたい。
これだけの「スタープレイヤー達」の、無駄づかい(笑)そして、僕のやりたい曲を演奏する(汗)
だってさ、みんな音楽が好きで、プレイするのが好きだから、音楽を続けてるんだもん。
だったらさ、全曲、一緒にやろう。一緒にステージにずっと居ようよ。
みんなの音が1つになった時に、素晴らしいパワーを感じ続ける事が出来たの。
ライブは、僕自身が早く終わらせたくなかったのもあってか、なるべく1曲1曲大切に、曲続きは無しにしました。
この時間を終わらせたくない気持ちで進行しました。
来てくれた会場いっぱいのお客さんも暖かかった~(喜)本当にありがとう。
それぞれの、お目当てのミュージシャンの為に来てくれた人も居たハズなのに、全ての曲を楽しんでくれてた感じが、グッと来たなぁ~(涙)
メンバーはそれぞれが、ステージでは自由に、そして曲には集中して、本当に素晴らしいライブになりました。
ライブの前2日間がリハーサルだったんだけど、すでに1曲目からドリームバンドが完成してて、
本当にこれだけのメンバーのバンドがあったら無敵だぁ〜。
マジで、ライブまで感動の連日でした。
スタッフとの打ち合わせで、メンバーの「ステージ上の立ち位置はどうしますか?」
僕は相変わらずの客席から見て右側。
「センターじゃなくていいんですか?」とスタッフ。
当たり前じゃん。今日は参加してくれたメンバーがメインになる時に真ん中でライトをあびて欲しいから、センターは空けておきたいんです。
本当に愛すべき仲間達。そして、素晴らしき先輩達。
そんなみなさんに数々の影響を受けて、今日も音楽を続けています。ギターを弾いています。
もう50歳。まだまだ50歳児。
まったく流行の音楽に乗る気もないギタリスト。
きっと、このまま死ぬまで変わらないんだろぉ〜なぁ〜(笑)
確実に知ってる事は、日本で1番、ミュージシャンの友達に恵まれてるギタリトだと思ってます ♪
ギター好きで良かった〜。音楽に出逢えて良かったぁ〜。自分を信じてて良かったぁ〜。
スタッフに感謝。一緒に音で繋がったミュージシャン達に感謝。見に、聞きに来てくれるあなたに感謝。
そして、最後の最後まで、ギリギリまで「俺、鈴鹿サーキットから駆けつけるから、義男のライブで歌いたいから、参加するから」って、何度も
鈴鹿からの経路を、時間を、検証したんけど、どうしても「時間的に難しい」って、くやしい声で電話をくれた近藤真彦に感謝。
本当に、僕の周りは「愛」があふれています。
50歳の素敵なバースデーライブを実現させてくれて、ありがとう。
見に来てくれて、ありがとう。
50年間に出逢ってくれたみんなに、ありがとう。
もう50歳。まだまだ50歳児。もっともっとギターを弾き続けます。
これからも、よろしくお願いします。本当に、ありがとう。
©TANKA
2014年10月26日 野村義男
あのね、アメリカに行って来ました。
ちょいと今年に入って?去年から?色々な事がありすぎて、どこかで心と頭の中を「リフレッシュ」を、したかったのね。
でさ、タイミングもあったのかも知れないんだけど、スケジュールを少しズラしてもらって、時間を作る事が出来たので、行っちゃえ~。
ってなノリで、マネージャーには「この日の仕事・・・」なぁ~んて事も言われつつも、すみませんが、飛行機に乗ってしまいましたぁのぉ~。
アメリカには10年ぶりとかだけど、LA には20年ぶりとかかもぉ〜。
でもね、ただ LA に旅行に行くんじゃなくて、パッケージ・ツアーでもなくて、自分で宿を取ったり、飛行機や滞在時間・・・。
今までは、よちを様の周りの確実に出来る人にお願いしていた事を、自分でやってみようと思いまして、ちょいと挑戦してみました。
もし、宿泊が取れていなかったりしても自分のせいだから、誰にも何も言えないじゃないですか~。
そして「ホテル」ではなくて「モーテル」を3ヶ所移動しました。
でさ、友達とかに「LA に行くんだぁ〜」とか伝えると「LA は治安が悪いから、NY にしたら?」
とか「LA はビーチから山に向かって、どんどん悪い地域だから気をつけて」みたいな事を言われて、いざ LA の旅が始まったら、
全くそんな気配、恐い感じもありゃしない。
しかも泊まった3っのモーテルの部屋には、よくさホテルとかにある金庫?セキュリティ・ボックスみたいなのは、無い様な部屋。
でも、ヤバい〜。なんて、全く感じなかったなぁ〜。
山の方→街の中→海の近くと、モーテルを移動したんだけど、どの場所でも人々はとてもフランクだし、
手持ちのドルが少なくなって、日本円を換金したいんだけど、どこに行けばいい?って、ショップの人や街の掃除のおじさんなんかに聞いたら、
ネットや電話で友人に聞いてくれて調べてくれたり、LA の人の優しさにも触れる事が出来て、とても癒されましたなぁ〜。
道で目が合えば「Hi」なんて当たり前だったし、2度会った人なんかはすでに友達状態で接してくれる。
あぁ〜、こ〜ゆ〜人達がアメリカを作ったんだろうなぁ〜。
アメリカに行く便の飛行機の外人のCAさんが、たまたま帰りの便でも同じ人で、飛行機に乗り込んだ時に「Hey!今日が帰りなの?覚えてるわよぉ〜 ♪」みたいなのも嬉しかったし。
トラック・フードのタコスのテイクアウトのやり方が判らないと、お店の人じゃなくて、たまたま居たお客さんが「こ〜やって、具を袋に入れて・・・、たくさん入れちゃっていいのよぉ〜」
って、教えてくれたり、食事をしようと閉店後のお店に気づかずに入ったら「テイクアウト作ってあげるよ〜」とか。みんな優しいの。
何だか、ギターを探しに行ったり、アメリカを体感しに行ったと言うよりは、今回はそんな人達に会いに行ったのかもね。
一応、国際免許も持って行ったんだけど、1度も使用しませんでしたのぉ~。
市内を巡回してる「メトロバス」で移動です。
滞在中に何度もメトロバスに乗りましたが、日本人で利用してる人とは会いませんでしたなぁ〜。
5〜10分間隔で来てくれて、イライラも無し。なかなか地域密着な感じで、面白かったよ。
乗るバスによっては料金入れる機械が故障してたりするとドライバーが「お金要らないから乗っちゃって〜」って、でもバスは運行してるの。
日本ではあり得ない感じじゃない?
今回は「携帯電話、時計、テレビ、パソコン」全て無い状態で、歩くか、メトロバス移動。
時間に追われたり、携帯に縛られたり、テレビやネットに振り回されたりしない生活は、東京ではなかなか出来ないし。
だから LA に住んでる友達にも連絡しなかったんだよねぇ〜。だって、車で来てくれるから、甘えちゃうでしょ〜?
さすがに、サンフランシスコの方に住んでる、おばさん(野村母のお姉さんなの)の所は遠くて行けませんでしたぁ〜。
あのね、LA からだと、東京→大阪くらいの距離だから、ちょっと歩けない〜(汗)
ダウンタウンに高いビルなんかはありますが、街で高い建物は3階くらいで、空が広いの。すっごい開放感 ♪
あとさ、走ってる車は意外と、日本車、ドイツ車なんかが多かったんだけど、そんな中、古いアメ車を見ると、嬉しかったなぁ〜。かっこ良かったし〜 ♪
昔のデザインの魅力的な感じはギターも車も同じかも〜 ♪
そして今回は色々な国のレストラン等にも行きました。
メキシコ、アメリカ、タイ、ギリシャ、チャイニーズ、イタリアン・・・。どれも美味しかったぁ〜。
日本をノープランで出発して「何かギター買えたらいいなぁ〜」位の気持ちで向かった LA でしたが、過去に行ったどんな旅行やツアーよりも充実した日々を過ごした感じです。
行って良かったなぁ〜「無理の無い旅、疲れない旅、出来る事しかやらない旅」予定を立てない分、時間がたっぷりあるんだけど、やりたくなる事が増えるから、実はもう少し時間が
欲しくなる旅。
贅沢な時間を過ごして来ました。また来年とか行けたらいいなぁ〜。
そして、ただいま〜 ♪
2014年7月